2014/10/25

日本よ、これが香港だ。 池袋サンシャインシティ「香港ミニチュア展」


先日、池袋のサンシャインシティでやっていた香港特別行政区政府の駐東京経済貿易代表部主催、香港政府観光局後援の香港ミニチュア展を見に行ってきました。

まあ、これがすばらしかったのなんのって。ミニチュアのクオリティもさることながら、題材の選び方が良かったですね。


まさに香港と言った感じのどぎついネオンが印象的。




屋台の一つ一つの小物の完成度の高さ。香港だけでなく大陸のほうもこんな感じの屋台です。個人的には、手前の銀色のテーブルと椅子が懐かしかったです。


洗濯物の一つ一つも丁寧に作ってあります。


裏側も手を抜いていません。
トタンの壁の汚れ具合、緑色の窓の質感など、たまりません。


おもちゃ屋さん。
なぜか日本のおもちゃが多数。
このおもちゃが、ぜんぶ指の先より小さなミニチュアなんです。


庶民的な散髪屋さん。細かい、細かい、とにかく細かい。


ネオンは電球がしこまれていて、光っています。


おまけ。ミニチュアではありません。本物の香港の写真。2008年撮影。どこだったか忘れましたが中心街です。


もう一枚、本物の写真。こちらは2002年撮影。10年以上前になるのですが、昔の写真という感じじゃないですね。たぶん今もこんな感じだと思います。

ミニチュアはいいものがあまりにもたくさんありすぎたので、あえて数点にしぼって紹介してみました。

普通、この手のミニチュアってその都市の観光名所や、代表的な建築物を作ることが多いのに、わざわざ良く言えば庶民的な、悪く言えば汚らしくて雑駁なリアルな香港を題材にした作品が中心で、それがミニチュアの完成度と相まって、香港のイメージが喚起され、行きたくなってきました。

観光誘致のイベントとして、これは、なかなかうまいやり方ではなかろうかと思いました。

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