2013/12/09

Jリーグ第34節 サンフレッチェ広島が逆転優勝。セレッソ大阪は浦和レッズに勝利し4位でシーズン終了。

広島優勝
サンフレッチェ広島、連覇おめでとうございます。 

順位
最終順位。1〜6位まで、勝ち点差わずか5の大激戦を制したのはサンフレッチェ広島。

 アヒオ「サンフレッチェ広島、優勝!
おめでとうございます!

というわけで、最終節、マリノスがフロンターレに負けて、サンフレッチェがアントラーズに勝ったから、広島がみごと逆転優勝だ。
いやあ、去年は去年で残留争いがドラマティックな最終節だったけれど、今年は優勝争いの方でまさかまさかの最終節だったね。

Jリーグ面白すぎ!!!
マリノスでもなく、アルディージャでもなく、そして残念ながらセレッソでもなくて、サンフレッチェが優勝するなんて。
残り数試合の対戦相手を比べると、マリノスで9割方決まりだなってずっと思ってたのにまさかまさかだね。

というわけで、Jリーグ第34節、最終節を振り返ってみよう。




鹿島 0−2 広島
勝てば優勝が決まる大一番で、広島が見事勝利して、逆転優勝。

鹿島アントラーズは、大迫が前半終了間際に退場するアクシデントもあって、最終戦に敗北で、最終順位は5位。
鹿島は一応、数字の上では今日の結果次第で優勝の可能性もあったわけだけれど、それが一敗するだけで一気に5位まで落ちてしまうんだから、いかに今シーズンは混戦だったかってことだね。

浦和 2−5 セレッソ大阪

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セレッソは最終戦、敵地埼玉スタジアムで、浦和レッズをフルボッコ。

セレッソは敵地埼玉スタジアムで、54,905人の大観衆の中、浦和をフルボッコ。見に行った甲斐があったってもんだよ。
メンバーこのメンバーもこれで最後。

柿谷はこの日も2ゴールを決めて、今季21得点で得点ランキング3位。しかも柿谷の21得点はPKなしで、全て流れの中での得点だ。

ちなみに浦和は、ここ数年、ホームの最終戦では毎回負けているんだけれど、今年もそのジンクスは覆せなかったわけだ。

柿谷がこの日もあいかわらずのスーパーゴールを決めてたんだけれど、それよりもむしろ2得点の南野のキレキレっぷりが目についたな。
まだ18歳でこれって、ちょっと考えられないな。このまま順調に成長すれば、香川、柿谷クラスに充分育つ逸材なのは間違いないから、来年が楽しみだ。

柿谷
柿谷のゴール。こんなところから決めるもんなあ。

南野
南野のゴールもスーパーでした。 

これでセレッソは最終順位が4位。ACL出場権獲得には届かなかったけれど、もしリーグ戦上位3チームのいずれかのチームが、天皇杯に優勝すれば、ACL出場は天皇杯の優勝チーム+リーグ戦1〜3位のチームだから、セレッソは繰り上げでACL出場の可能性が出てくる。

胴上げ
クルピ監督、こんどこそ本当に最後。良い終わり方ができました。
それに対し、浦和レッズは6位でフィニッシュ。優勝争いを繰り広げていた上位グループでは一番下の順位で終わってしまったね。

FC東京 2−0 仙台
特にいうことのない、地味な中位対決だ。
最終順位はFC東京は8位、ベガルタ仙台が13位。

川崎フロンターレ 1−0 横浜Fマリノス
マリノスが敗北で、まさかまさかの2位。
今シーズン、一貫して安定した強さをほこっていたし、最後の数試合のカードも他の優勝争いをしているチーム同士が潰し合っている中、比較的弱いチームばかり残っていたので、正直、マリノスはもっと早い段階で楽々優勝を決めるものだとばかり思っていたよ。
その場合、MVPは中村俊輔、っていうところまで読めていたのに、こんな結果になってしまったから、今年のMVPが誰になるか、ちょっとわからなくなってしまったな。

そして、川崎フロンターレ。最終順位はなんと3位でACL出場権獲得。個人的には、今シーズン一番予想外の結果になったチームだ。
まさか大久保がここまで爆発するとはねえ。26得点(うちPK5点)で堂々の得点王だ。すばらしい。セレッソにいた時にこのぐらいやってくれていたら・・・。

湘南 0−1 大宮
今季前半戦、圧倒的な強さを誇って快進撃を続け、21試合無敗というJリーグ新記録まで作って、台風の目となった大宮アルディージャ。
「いつも残留争いをしているけれど、今年は違うぜ!」と思いきや、後半ものすごい勢いで失速。
終わってみれば勝ち点45で14位といつもの定位置。圧倒的な安定感だ。

ここ9年の勝ち点と順位の推移を見てみると
2005 41 13位
2006 44 12位
2007 35 15位
2008 43 12位
2009 39 13位
2010 42 12位
2011 42 13位
2012 44 13位
2013 45 14位

こんな感じ。もはや職人芸だね。

そして湘南ベルマーレは残念ながら16位で降格。チーム自体、結構攻撃的で面白いサッカーをしていて、そこまで弱いっていう印象はなかっただけに残念だけど、また来年J2で頑張って欲しいね。

甲府 0−0 鳥栖
甲府は15位、鳥栖は12位でそれぞれJ1残留を果たしたよ。どちらも決して裕福なチームではないのに、立派だ。
特に鳥栖には後半戦、セレッソも含めて優勝争いをしている上位陣は、みんな苦しめられたよね。
やり方しだいでは、戦力的に劣っていても充分J1で戦えることをサガン鳥栖やヴァンフォーレ甲府は、証明してくれているね。

新潟 2−0 名古屋
前節で見事マリノスに勝利して、広島の逆転優勝に貢献した影の立役者、新潟は7位まで順位を上げてフィニッシュ。

川又 堅碁は23点を取って得点ランキング堂々の2位。
実は後半戦に限って言えば、新潟が勝ち点を一番たくさんとっているんだよね。
2ステージ制なら2ndステージの王者だ(ちなみに前半戦は広島が最多勝ち点)。


余談だけれど、もし、今年2ステージ制だとしたら、これで広島と新潟がプレーオフで、年間王者を決める事になるわけだけれど・・・、それで年間勝ち点7位のチームが年間優勝する可能性があるって、納得できるはずないよな。
やっぱり2ステージ制は問題があるって言わざるをえないよ。


それにしても新潟はすごい。去年、奇跡の逆転残留を果たしたチームとは思えない大躍進だね。

そして、今年でストイコビッチ監督が退任の名古屋は11位で終了。
クラブの規模を考えると、ちょっと情けない順位だね。


チームもメンバーは豪華だけれど高齢化が顕著だから、監督交代を機に、一時代が終わって、来年は大きく変わるかもしれないな。


清水 1−2 柏
清水は9位、柏は10位。

柏はそんなに規模の大きなクラブでもないのに、ACLと同時並行の過密日程だったから、同情の余地があるね。
それでも、ACL4強とナビスコカップ優勝だから、立派だよ。
来年は、リーグに専念できるから、もっと上にいけるんじゃないかな。


磐田 3−1 大分

17位磐田と18位大分の裏天王山は、順位通り磐田の勝利。
大分はもちろんだけれど、磐田も一年で戻ってくるのはかなり厳しそうだな。


というわけで、今シーズンも終わり。
今年も最終節にドラマがあって盛り上がった、良いシーズンだったね。

セレッソ大阪も、柿谷の覚醒や、他の若手の成長も著しくて、ここ数年でも一二を争うぐらい、応援しがいのある楽しいチームでした。

今年はシーズンが始まる前、ガンバ大阪がJ2に落ちているうちに、しっかり関西のファンをつかめたらいいなあと思っていたんだけれど、柿谷の日本代表での活躍などもあって、わずか一年でセレッソの人気が急上昇、特に女性ファンの増加が著しくて、期待をはるかに超える人気がでてしまい、できすぎの一年でした。

優勝できなかったのは残念だけど、まあ、広島やマリノスの安定感を見ると、まだまだセレッソは優勝するチームには値しないというのが妥当な評価だったので、仕方ないな。

来年は監督も変わり、シンプリシオも退団で、おそらく柿谷をはじめ若手の主力の海外挑戦も夏過ぎにはあるだろうから、正直、セレッソが残留争いに苦しむ姿しか目に浮かばないんだけど、そういったボクのネガティブな予想を、あっさり裏切ってくれることを期待したいね。

それじゃあ、今日はこのぐらいで


<関連過去記事>
<キャスト>
アヒオ・・・アヒル系男子。好きなチームはセレッソ大阪。最近のお気に入りはイナバのタイカレー缶(イエロー)。今年の目標は紅楼夢読破。
 
 アヒコ・・・アヒル系女子。真面目で好奇心旺盛な女の子。好きなスイーツは牛乳プリン。現在、ダイエットに挑戦中。
ガチョオ・・・ガチョウ系男子。好きなチームはJ2のガンバ大阪。

白鳥(しらとり)先生・・・スワン系アラサー女子。カモ文化学園の教師。独身。学園のマドンナ的存在で、密かに思いを寄せる男子生徒多数。好きな話題はシモネタ。好きな牛丼系チェーン店は松屋。 

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